ITパスポート試験・CBTリハーサル試験を受けてみた | 王様の耳はロバの耳

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学生にまぎれて「ITパスポート試験」のCBTリハーサル試験を受けてきました。
CBTとはComputer Based
Testingの略だそうで、紙のマークシートではなく、SPI試験におけるWebテストのようなPC端末を使った試験方式です。

今回はじめてCBTが実施されるにあたり、リハーサル試験が無料で実施されたので、受けてみたというところです。
ちなみに研究室内では模試をやりましたが、私は勉強時間がなく、一夜漬け以下の状態。

以下所感です。

まず、受験票にしか記載されていない「確認コード」が重要なので印刷していったほうがいいです。
あと写真付き身分証明書必要。

会場は壮年が多かった感じ。
自分は初回受験で77点でしたが、CBTならではの感覚があり難度は高いかも。

以下、気がついた点を列挙します。
・入室時間が遅れても試験時間は確保される
・残時間表示は便利
・画面設定変更できる(拡大150%以上、白黒反転でやりました)
・いずれにせよフォントが明朝系で見づらい
・紙の問題集で練習していると見た目の印象が違うので慣れるまではやりづらい
・拡大しても残っている「変な改行」が気になる
・キーボードは使えない
・マウスがべたついて気になる
・問題番号をクリックすると飛べる
・やはり情報系は後ろから解いたほうがいい気がする
・見直しマークが付けられるが、使う暇はなかった
・画面スクロールさせると次の問題もスクロールされっぱなしなので問題冒頭を見落とす恐れアリ
・ホワイトボードマーカーとメモ用パウチシートがあるが便利
 「アイウエ」など書いて消去法につかう、所要時間メモる、など。

問題内容については書けませんが、
「回転寿司問題」が秀逸でした。読んでいて大変おなかがすく問題。
…が時間ぎりぎりで吟味できず。

試験そのものは「国家試験」がこの手軽さで受けられるのは良いと思いました。
CBTそのものには「試験慣れ」が必要だと思います。
内容は専門職ではなく、情報系1~3年生向け、IT系ではない事務系職員が受けるべき試験ですね。
特に科学コミュニケーターとか公共団体とか、イベント系プロジェクトが多い総合職、
それから簿記会計の知識がある人、ベンチャービジネス起業志望者などにはおすすめです。