表紙制作秘話 | 王様の耳はロバの耳

王様の耳はロバの耳

ゆがんだかがくしゃのたのしいにっきだよ


王様の耳はロバの耳-cover01
※この画像は最終的な出版とは若干異なる可能性があります。


書籍のことを紹介してくれているBlogなどをウォッチしています。

この表紙につられそう 」という紹介をしてくれていた人がいらっしゃいましたので、

今回は表紙について、書いてみようと思います。



中高生や美大の学生さんも手に取りたくなるような

"かわいいほん"にしてください!


という私のお願いで

「WiiRemoteプログラミング」の表紙は

タナカユカリさんという、アーティストさんに描いていただきました。


タナカさんは非常に幅広く、そして情緒のある画風の持ち主です。

こちらに学生時代、BS「デジスタ」で紹介された映像作品を見ることができます。

http://www.nhk.or.jp/digista/hall/2003/0315_tanaka.html
ちなみに現在、某有名ゲーム会社のデザイナーをしておられます。


表紙ですが、上のイラストは正式には「カバー絵」というものです。

カバー絵にはいろいろな「かわいいギミック」が仕掛けてあります。


・裏表紙

・折り返し(上の女の子の右側に・・・!)

・WiiRemoteの座標が正しい

・よく見るとLED点灯制御用に使える2進数の早見表が

・使われているコードは本物


まあちょっとしたものですけどね。

(過去のオーム社さんの書籍には「着せ替え人形」が付いているものもある)


この最終案にいたるまでの「没案」も

何点もあったりします。全然違うデザイン。


それから「表紙」つまり、カバーの内側のデザインも

タナカさんにお願いしています。

これもかっわいらしいものになっています。

特に、

「こんなかわいい表紙では持って歩けないでござる」

というガチなプログラマーを意識して、人物は出てきません。

しかしよく見ると、すごいものがかかれています・・・!



さて本日、ついに印刷・製本が上がってきます。
Amazonには来週ぐらいに載る予定、書店は7/24予定とのことです。
http://ameblo.jp/akihiko/entry-10300774091.html


中身も、単なるプログラミング入門本、ではありません。

よろしくお願いいたします。